誰かのために、自分のために。

社会福祉士に落ちてしまったみずのりが、みんなと一緒に社福を勉強する場所です。たまに医療系のこともお話しするかも。

健康について……

WHOの定義では、健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。


そんな奴がどこにいるんだ疲れを癒す為に寝たのに疲れる夢を見てしまい疲労困憊なみずのりです。
今日は昨日の続き!健康にまつわる部分をおさえていきます。


日本では、2000年に「健康日本21」というプロジェクトが開始、2002年に健康増進法が施行されます。恋愛レボリューション健康日本21は生活習慣病の予防、早期発見、早期治療を行い、健康寿命を伸長させることがねらいであり、栄養や運動、休養、ストレス、タバコ、アルコール、がん、歯周病、糖尿病の9項目の啓発から社会環境の整備まで積極的に取り組むものです。
健康増進法は国民が生涯にわたって自らの健康状態を自覚するとともに健康の増進に努めなければならない事を規定、制定したものです。医療制度改革大綱の法的基盤でもあります。
2012年には第2次健康日本21が開始され、都道府県及び市町村は健康増進計画の策定をすることになりました。(市町村は努力義務)


健康指標としては、死亡率、有病率、罹患率、などがあります。
死亡率・・・ある一定期間の死亡した人数をその時の人口で割ったもの
有病率・・・ある時点での集団内の疾病をもっている割合
罹患率・・・ある集団内の一定期間内の疾患の発生率
日本人の中の悪性腫瘍をもっている割合が「日本人の悪性腫瘍の有病率」で、日本人の中の1990年代での悪性腫瘍の発生率が「日本人の悪性腫瘍の罹患率」というわけです。ややこしい……。


さらに世界共通のこととして、障害に関する国際的な分類であるICFについてふれておきます。
ICFとはInternational Classification of Functioning,Disability and Healthの略で、2001年に採択されました。前身はICIDHというものですが、この2つはどう違うのでしょうか。
主にICIDHは社会的不利というものに焦点を当て、身体機能の障害によって生活機能の障害が発生するという分類でした。足に障害があるから動けない、といった感じで。(こういうのを個人モデル、医学モデルと言います)
しかし、ICFはそこに環境因子を加え、身体機能の障害、活動、参加は相互に補完しあうものとして考えられるようになりました。足に障害があっても車椅子があれば移動でき、バリアフリーであればそれが可能となる、といった感じ。(これを社会モデルと言います)
画像を貼っておきます。


ICFは去年の試験でも出ていた部分なので今のうちに整理しておきましょう!僕はICFの問題間違えてました。笑
今日はこのぐらいにしましょう。
このペースで試験までに間に合うか不安だなあ……。



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