誰かのために、自分のために。

社会福祉士に落ちてしまったみずのりが、みんなと一緒に社福を勉強する場所です。たまに医療系のこともお話しするかも。

最低限おさえておきたい疾病

こんばんは。最近寝つきが悪いみずのりです。
良い睡眠方法を知りたい……。
このままだと病気になりそう……。というわけで今回は病気について勉強していきます。
しかし、この世には数え切れないほどの病が蔓延っています。
一からおさらいしていくと一生かかっても終わりそうにないので、今回は最低限これはおさえておくべきだという疾病をピックアップしました!
決してこれらの疾病を覚えていれば良い訳ではありませんので、ご注意くださいね。
本当にごく一部なので。


まずは、生活習慣病についてです!
生活習慣病の定義は、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」です。医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めている恐ろしいものです。
特に、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病は動脈硬化のリスクを高める病気です。
それに加えて肥満が入ると、死の四重奏とも呼ばれます。
さらに、慢性閉塞性肺疾患(COPD)はタバコが原因の病気ですし(タバコ病とも言われます)、歯周病は口腔ケアにおいて非常に危険な病気です。
これらの病気にかかることで、他の病気も引き寄せてしまいます。


次に、肥満の話が出たので、メタボリックシンドロームについて触れておきます。
いわゆるメタボなんですが、決して「太っている」という意味ではありません。
どれだけおなかが出ていても、メタボじゃない人もいます。
では、どんな人をメタボというのか。
それは腹囲が85(男)、90(女)cm以上で高血糖、血圧上昇、血清脂質異常症のうち2つ以上を合併している人のことです。
病気の合併が抜けがちなので、そこをしっかりおさえましょう!


シンドロームつながりだと、ロコモーティブシンドロームも重要です。
ロコモといわれるものですが、運動機能の低下による日常生活に支障をきたす歩行機能の低下、運動器疾患の予備状態としての運動機能の低下状態を指します。
要介護の主な要因の1つです。
主な症状は脊柱管狭窄症や骨粗しょう症、関節リウマチなどです。


あとは、日本人の死因1位の悪性腫瘍(がん)も重要です。
悪性腫瘍の種類は様々ですが、中でも男女共に肺がんが増加傾向にあるので注意!
女性は大腸がんも多いです。
悪性腫瘍に罹ると、さまざまな苦痛が発生します。
その苦痛を取り除いてあげるのが緩和ケアであったり、医療スタッフの連携であったりするんです。
死因1位なので、亡くなる方も多いです。遺族へのケア(=グリーフケア)も近年重要とされています。


重要といえば、認知症は外せません。
認知症だけで1つ記事が出来るぐらいなんですが、本当に簡単にまとめると……
認知症は全部で4つに分類されます。
アルツハイマー型・・・最も有名。見当識障害(時間、場所、人などがわからなくなる)、歩行障害が特徴的。
レビー小体型・・・パーキンソン症状(筋固縮、振戦・ふるえ、うつなど)
前頭側頭型(ピック病)・・・反社会的行動、思考怠惰はこれ。
血管性・・・脳梗塞、脳出血による認知症。まだら認知症。
それに加えて、記憶障害、思考障害、判断力障害、失語、失認などが症状として現れます。
また、認知症は高齢者だけでなく、若年層でも発症することも注意しておきましょう。


最後に、高齢者がよく罹るかつ、危険度の高い誤嚥性肺炎について。
その名のとおり、誤嚥(うまく飲み込めず、肺に入る)ことでおきる肺炎のことです。
実は肺炎は日本人の死因4位なのですが、94%が75歳の高齢者なのです。
原因としては、嚥下機能の低下、脳血管疾患、認知症、睡眠薬の効果遷延などがあります。
自分が今食事をしているという意識付け、口腔ケア、誤嚥予防の体位保持などが重要となってきます。


以上本当にごくわずかですが、おさえておきたい疾病を紹介しました。
自分で気になった病気は常に調べる癖をつけておくといいですよ!





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